1884年(明治17年)の学院創立以来、基督教の愛と奉仕の教えを継承し校訓「人になれ奉仕せよ」に基づく教育を実践しながら剣道部も歩んできた。
昭和25年白山源三郎学長(日本水泳連盟競技役員、県体育協会役員)により、横浜市警察の都竹房次郎先生(初代監督)を招き剣道部の土台を築いた。
昭和29年体育会剣道部としての肩書きを取得し、昭和30年県下の大学に呼びかけ剣道普及と発展に夢を抱き将来を見据えて神奈川県大学剣道連盟を設立。初代幹事長には川﨑利美燦葉剣友会 名誉会長が就任した。
昭和31年4月関東学生剣道連盟に加盟、同年5月14日に開催された第5回関東学生剣道学校対抗選手権大会より出場する。その後、剣道界の重鎮、小中沢辰男範士、髙野武範士、菊池傅範士、有馬宗明範士のご指導を仰ぎ、初代師範に神谷静雄先生を擁し、副師範に原野碩次、髙野富基、両先生を迎えた。第8回全日本学生剣道選手権大会に初出場以来、各大会において常に目標を掲げ、生涯剣道の 教えにより実業団、警察、消防、刑務官、教員他道場主等地域に根付いた多くの高段者を輩出している。
2014年(平成26年)に関東学院創立130周年を迎え、剣道修行は奥深いものであることを肝に銘じ、日々怠らず研鑽を積み、我が剣道部は更に歩み続ける所存である。
朝な夕なに剣を握り 心身鍛錬勝利をめざし 高なる血潮に火花を散らし
友よはげめよ 我らが道を
ひとたび剣を交えたならば 無念無想に勝負を忘れ 心眼明るく心技を磨き
友よ続けよ 我が勝ち時を
男をかけた道故に 魂打ち込むこの生きがいに 鉄をも砕かん我等が心
友よはげめよ 我等が道に